南投県鹿谷鄉永隆村の開山廟は伝説によると鄭成功の部隊が鳳凰谷地区を訪れて開拓しました。現地住民がこの部隊に感謝し祈念するため清光緒9年(西暦1883年)に廟を建立し「開山公」を祀りました。そして民国26年に修復を行い、民国56年に正殿を再建しました。寺院は大規模ではありませんが、霊験あらたかで参拝者が後を絶たず、毎年農暦2月2日に行われる廟会は非常に活気があります。主神は誕辰であり、廟の後方には麒麟山が立っており、石階步道からは山頂の展望台まで歩くことができ、麒麟潭、凍頂山、茶山などの美しい景色を遠くに眺めることができます。