台湾で最も注目されるコーヒーとチョコレートのテーマイベント、**「2025南投チョコレートコーヒーフェスティバル」が、5月30日から6月8日まで、南投埔里の福興温泉園区にて盛大に開催されます。第5回目となる今年は、「啡來不可 SO 觸」**という新テーマを掲げ、会場規模と体験内容を大幅にアップグレードし、多くの観光客が南投に訪れることが期待されています。
南投県政府は5月20日、庁舎ロビーで記者会見を行い、副県長の王瑞德氏や来賓たちがイベントの見どころを紹介しました。会場では、ミシュランレストラン出身のシェフ ピエール・モッセール氏による「フレンチデザート×チャンピオンチョコレート」の試食体験が行われ、南投の受賞コーヒーと共に、地元食材の魅力をアピールしました。
南投は、優れた地理と気候条件に恵まれた台湾有数のコーヒーとカカオの産地であり、コーヒーは豊かな風味の層を持ち、カカオの栽培面積も台湾全体の2割以上を占めています。県長の許淑華氏は、「テイスティング、手作り体験、ガイドツアーなどを通して、南投は農業と観光を融合した特色産業を発展させ、地元ブランドの力を発信し、地域経済の活性化を図ります」と語りました。
今年は、6ヘクタールの広さに15のテーマゾーンを設け、100を超えるコーヒー、チョコレート、土産物、グルメの屋台が集結。総統府の国宴指定コーヒー「92向陽高山珈琲」、国内外で受賞歴を持つFeeling18チョコレート工房、Cona’s ニーナチョコレート、人気土産ブランドの海邊走走、大黒松小倆口、維格餅家などが出店。さらに、人気キャラクター**「猫虫カボちゃん(貓貓蟲咖波)」のミルクフォームキャットグッズ館**も初登場します。
屋外エリアには、1.7ヘクタールのカラフルな花畑、猫虫カボちゃんのランタンエリア、家政体験教室、味覚ラボ、ドッグラン、インタラクティブエリアも用意され、親子で楽しめる内容に。さらに、限定コラボグッズの販売や、会場内で668元以上の消費でカプセルトイ抽選に参加でき、総額150万元相当の賞品が当たります。
週末には、シチリア風コーヒーDIY、コーヒーかすアップサイクルクラフト、ハンドドリップ体験など、千人規模の体験イベントが4回開催され、参加者にはチャンピオンチョコレート、巨大クロワッサン、伝統菓子入りのピクニックバッグがプレゼントされます。夜には、戴愛玲、曾心梅、阿蘭ACのステージパフォーマンスや猫虫カボちゃんとのコラボ企画、ドローンショーと花火大会も実施予定です。
さらに、公益活動として良顯堂社会福祉基金会と提携し、「巧咖有愛 萬心揚愛」チャリティイベントを5月30日~6月2日に開催。会場内でアート作品のチャリティオークションや福祉グッズ販売、開幕日の愛のブース、最終日の寄付式も行われます。
サステナブルにも配慮し、リユース食器レンタルステーションの設置、猫虫カボちゃんとコラボしたリユース試飲カップも販売予定。さらに、園内の観光シャトルバス運行、花畑散策も楽しめます。LINEデジタルスタンプラリーも実施し、スタンプ集め、指定金額の消費や宿泊証明提示で、猫虫カボちゃんの記念グッズや特典がもらえます。
南投県政府は、このイベントと**「2025南投星空季」、「観光百Kサイクリングツアー」**も連動させ、夏の南投で星空観賞、コーヒー、スイーツを堪能できる夏祭りを楽しんでいただけるよう、観光客を誘致します。
2025南投チョコレートコーヒーフェスティバルは、5月30日~6月8日に開催。平日は11:00~18:00、土日とコンサート開催日は20:00または21:00まで延長。詳しい内容や体験イベントの申し込みは公式イベントサイトをご確認ください。