星空祭りは南投県の最も象徴的な特色観光イベントであり、合歓山をはじめ、清境、猴探井、日月潭、杉林渓、渓頭など、南投の主要な観星スポットを含んでいます。また、交通部観光局の観光カレンダーにも全国的なイベントとして掲載され、国内外の旅行者に台湾の特色ある観光を宣伝しています。南投県政府は毎年、県内の主要観星スポットと連携してシリーズイベントを開催し、各地の星空暗夜経済を推進し、海に面していない南投の星空の美しさを持続的にアピールしています。
2024年の南投星空祭りは本日（5月25日）に南投市の松柏嶺猴探井で初回のイベントが開催され、天文科学普及と八卦山の地元の特色ある生態系、南投陶芸などを組み合わせ、台北市天文協会との協力で観星ガイドツアーを提供するほか、至善文化関懷協会との協力で南投陶器の手作り活動も行い、地元コミュニティが日頃の多彩な才能を披露する場も設けられています。周辺には地元の特色ある星空市集があり、南投の有名な特産品であるパイナップルを使ったパイナップルケーキのDIY体験も提供され、観星と同時に地元の特色を楽しむことができます。また、天文学のクイズラリー活動もあり、一般の人々が天文学や観星の世界に深く入り込むことができます。
許淑華県知事は、今年の星空祭りは県政府が生態と持続可能性の視点から出発し、暨南国際大学と協力して星空フレンドリーショップの募集を増やし、年末までに百店舗の達成を目指す予定で、また、星空ガイドの研修スタッフを募集し、4つの持続可能な星空特色ツアーを提供し、皆様を南投の深い旅に招待する予定です。将来的には、南投の観星資源を多く確立し、育成することを目指し、「南投で観星」を常態的な人気選択肢にしたいと述べました。
観光局の陳志賢局長も、イベントはあくまで始まりに過ぎず、地元の農産物や生態の特色を連携させ、各町独自の観光特色を作り上げることを目指していると述べました。南投市には歴史ある南投陶と有名な土パイナップルケーキがあり、8月3日（土）に鹿谷郷で行われる第2回星空祭りイベントでは、鹿谷の地元の茶業者と連携してロマンチックな星空茶席を設け、6月15日（土）には日月潭管理処が玉山星空音楽会を開催します。9月21日（土）には清境で交響楽団のコンサートがあり、10月12日（土）には信義郷で夕方のイベントが行われ、指定の内容を完了した方には地元農協の特産品である梅精金箔パックの体験ができます。地元の特色を観星体験と組み合わせ、将来的には独自の観星ブランドを確立することを期待しています。
また、イベントの他に、Facebookの「楽旅南投」ファンページで「星空大使」の活動も開始しており、活動は6月8日まで続きます。皆様が南投を訪れ、星空と共に最も特色のある写真を撮影して投稿すると、星空プロジェクターや天体望遠鏡などの天文グッズが当たるチャンスがあります。
※詳細なイベント情報は、2024南投星空祭り公式サイトまたは、楽旅南投Facebookファンページをご覧ください。
