2025南投温泉季が開幕! 9月6日「温泉の声・水漾歌唱大会」からスタート 南投三大温泉祭がリレー形式で展開 山と温泉の魅力を満喫しに南投へ

「2025南投温泉季-温泉の声・水漾歌唱大会」の開幕記者会見が本日(8月28日)、南投県政府ホールで開催され、許淑華県長が南投温泉季の正式な開幕を宣言しました。今年は南投の三大温泉地でテーマイベントが順次展開され、9月6日の埔里温泉祭から幕を開けます。当日は「2025南投健行節(ハイキングフェスティバル)」と同時開催され、自然散策とともに歌唱大会を楽しめ、音楽を通じて温泉の魅力を体感できます。さらに周辺の公共施設やウォーターダンスショーの完成・供用開始も発表され、意義深いスタートとなります。

俳優の**王品澔(ワン・ピンハオ)が大会アンバサダーを務め、ベテラン音楽家の周治平(チョウ・チーピン)**が審査委員長を担当。両氏は記者会見で歌声を披露し、観客と交流しながら「ぜひ南投の美しい自然と温泉で秋の癒しの旅を楽しんでください」と呼びかけました。最新情報は「樂旅南投(Enjoy Nantou)」公式Facebookで確認できます。

許県長は、活動費用を補助した交通部観光署に謝意を表し、温泉観光の推進を強調しました。今年は「2025–2026 台湾好湯(台湾ホットスプリング&グルメキャンペーン)」に呼応し、「温泉グルメ・健康養生」をテーマに南投温泉産業を広く発信し、知名度向上と観光誘致を図ります。

第一弾となる「埔里温泉祭-温泉の声・水漾歌唱大会」は、「埔里鯉魚潭環境改善・観光サービス施設強化プロジェクト」の完成を記念して実施。総事業費は6,950万台湾元(交通部観光署補助3,937.5万元、県政府負担3,012.5万元)。湖周辺2kmの遊歩道、展望デッキ(鯉魚穴、亀穴、鷹穴、龍穴)、トイレや休憩所の改修、多機能ショップ、植栽、LED照明などが整備され、ウォーターダンス施設も完成しました。

9月6日には鯉魚潭風景区で落成式と健行節が行われ、スタンプラリー抽選、木製玩具エリア、文化体験なども用意。午後からは温泉文化と音楽を融合した開幕イベントが開催され、観客に五感で楽しめるひとときを届けます。

歌唱大会では、優勝賞金1万元、準優勝6千元、3位5千元のほか、舞台表現賞2千元と賞状が授与されます。優勝者は翌年の2026南投ランタンフェスティバルでの出演権も獲得。募集開始後すぐに応募が殺到し、すでに数百人が登録。記者会見では決勝進出者10名が発表されました。当日は周治平氏が審査委員長を務め、代表曲「風花雪月の物語」「青梅竹馬」で知られる彼の視点から評価を行います。地元出身の王品澔氏も出演し、歌声を披露。さらに地元農産物や特色屋台も並び、SNSチェックインで記念品がもらえます。

フィナーレには喜裂克原住民文化芸術団、A+Danceストリートダンスチーム、暨大火舞芸術社がステージを盛り上げ、イベントの最後にはウォーターダンスと花火の共演が華やかに披露されます。

続いて**「玉山の恋・東埔の情」東埔温泉祭が10月18日**に開幕。ブヌン族による八部合音「小米豊穣祈願歌」の公演や、温泉街での豚の丸焼き、小米酒、夜の浴衣とたいまつパレードなど、特別な催しが行われます。

ラストを飾るのは**「北港渓温泉カーニバル」**で、11月1日に泰雅リゾートで開催。入場無料で、人気バンドやダンス公演、地元特産品やコーヒーの試飲が楽しめます。

さらに今年は時報旅遊(China Times Travel)と連携し、三大温泉地を巡る限定温泉小旅行を実施。名所散策や森林浴、温泉体験を組み合わせた特別ツアーを提供します。また9月15日から「南投観光お得月間」が始まり、茶業博覧会、花火大会、豪華抽選を実施。10月には世界茶業博覧会と国慶花火 in 南投という二大イベントも控えています。南投で、心に残る旅の思い出をぜひ作ってください。

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