南投県政府が主催し、光害の少ない環境づくりと星空観光の推進を目的とした「南投星空シーズン」は、2026年の新たな展開として、4月14日に県庁ロビーにて記者発表会が行われました。2019年、合歓山が国際ダークスカイ協会(IDA)により、台湾初・アジアで3番目のダークスカイ・パークとして認定されて以来、本イベントは南投を代表する年間イベントとして定着し、毎年新たな企画で多くの来訪者の期待を集めています。
今年は「星投列車」をテーマに、信義郷・東埔(4月25日)、鹿谷郷・渓頭(6月13日)、仁愛郷・清境(8月15日)、南投市・赤脚精霊景観レストラン(9月5日)の4か所で、4つのテーマイベントを開催します。さらに、東埔温泉観光協会、太極美地発展協会、清境観光協会、至善文化ケア協会と連携し、各テーマイベントの前後にも星空観察ツアーなどを実施。単発イベントにとどまらず、月単位・シーズン単位へと拡張した長期的な観光プログラムとして展開されます。
例えば渓頭エリアでは、5月29日から6月27日までの毎週末に星空観察ツアーを実施し、お茶文化体験や自然ガイドと組み合わせたプログラムを提供。各回30セット限定の参加特典も用意されています。一方、清境エリアでは7月30日から12月まで活動が続き、星空観察に加え、日の出鑑賞などを組み合わせた多様な旅行プランを提案し、滞在日数の延長と地域消費の促進を図ります。
南投県の許淑華県長は、南投が低光害環境と高山地形という優れた条件を備え、台湾を代表する星空観察スポットであると述べました。「南投星空シーズン」は台湾観光カレンダーにも選定された全国レベルのイベントであり、交通部観光署の支援を受けながら、国内外の観光客や天文ファンに南投の魅力を発信し続けています。今年は「星投列車」により、4つの郷鎮・4つの団体・5か月・50以上の関連イベントをつなぎ、星々のように南投全域に広がる観光ネットワークを形成します。
また、持続可能な観光の推進も重要な方針の一つであり、星空観光は低炭素・低環境負荷の理想的な観光形態とされています。地域の宿泊施設や産業、コミュニティと連携しながら、好循環型の観光モデルを構築し、暗空保護やガイド人材の育成、星空に配慮した環境整備を進めていきます。
本年度の活動は、「見る・聞く・考える・創る・楽しむ」の5つの体験要素を軸に設計され、視覚・聴覚・文化・教育を融合した没入型の体験を提供します。さらに「星空パスポート」によるスタンプラリーを導入し、参加回数に応じて抽選券を獲得、最大7枚まで増加し、望遠鏡などの豪華賞品が当たるチャンスがあります。
また新たに「星空認定証」の仕組みも導入され、各イベントで4つのミッションをクリアすることで、記念品とともに専用証書が授与され、体験価値をより高めます。
初回イベント「癒しの谷ステーション(東埔)」では、ブヌン族文化と2026年の重要天文現象「最も明るい彗星」をテーマに、星空観察、文化ガイド、アロマクラフト、種子アクセサリー制作、ヘナアートなどを実施。原住民歌手カシワらによるパフォーマンスも行われます。
第2ステーション「森林の微光(渓頭)」では、夜の森林生態と星空を融合させ、夜行性動物観察、天文解説、茶席体験などを提供。柯智棠や張若凡によるライブも予定されています。
注目度の高い第3ステーション「恋する星空(清境)」は、七夕とペルセウス座流星群をテーマに、ロマンチックな星空体験とセデック族文化を融合。月下老人とのコラボレーションによる恋愛おみくじや祈願グッズなど、体験型コンテンツが充実しています。
最終ステーション「月影の帰郷(猴探井)」では、中秋節とスーパームーンをテーマに、昼間の自然ガイドから夜の星空観察、星空ピクニック、DIY体験などを実施し、シンガーVernaによるフィナーレで締めくくります。
さらに、事前参加型コンテンツとして「星空心理テスト」を展開。結果をSNSで共有し、会場で提示すると限定特典がもらえる仕組みで、参加前から期待感を高めます。
各会場ではローカルマーケットも開催され、農産品やクラフト商品、宿泊サービスなどを紹介。専門の天文チームによる観測サポートや解説も行われ、充実した星空体験を提供します。また宿泊者優先の予約制度により、滞在型観光の促進も図られています。
詳細は「2026南投星空シーズン」公式サイトまたは「楽旅南投」Facebookページをご覧ください。





